34才で脳こうそくが発症して、いっぱい障害を頂いた。
それまで声が自由に出せたこと、言葉がスラスラに出せたこと、歌を聴けること、両手が動くこと、これがどれほどすごいだったか、当たり前のことがどれほど有り難いことだったか、と幸せとは気づくものと実感した。
そしてその当たり前に感謝することが全然なかった。病気の原因のひとつは、普段生かされているこの命への『感謝の不足』かもしれない。この気づきは、私が『ありがとう人間』になるきっかけになった。
だから、人間にとって大事なことに気づけたこの病気と障害に感謝してます。
もうすべてのことにありがとうです。