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2019/05/31 20:52
生きると悪口・陰口・嫌味を言われることもある。
先日、ボクもSNSにて会ったことがない人から誹謗中傷を受けました。
心がざわざわして嫌な気持ちになったけど、その人のお顔はわかるから、その顔を笑顔になるイメージして、幸せを祈りました。
なぜか。
これは自分の為なのです。
人の幸せを祈ると脳の中でベータエンドルフィン・ドーパミン・オキシトシンといった快楽物質をドバドバと出してくれます。
自分が楽しくなって幸せになります。勝手に。
逆に憎しみ、呪い、怒りなどマイナスとなる自分の感情からくる人の不幸を願う「祈り」は・・・・
脳の中でコルチゾールというストレスホルモンを出して脳が対抗するそうです。
これが慢性化すると、海馬がちぢんで記憶力の減少につながる。
海馬は過去の記憶だけでなく、未来につながる「展望的記憶」もコントロールしている。
だから将来への希望を持つ能力が弱くなり、毎日の生活が楽しくなくなるそうです。
「あいつ失敗すればいいのに」
「あいつ怪我すればいいのに」
もっとひどいのは
「あいつ死ねばいいのに」
という言霊は、まさに『人を呪わば穴二つ』です。
人の幸せを願うと
自分も楽しくなって幸せになる。
人の不幸を願うとブーラメンのように自分まで返ってくる。
なんとシンプルな法則だろう。
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いじめられ、攻撃されても、
「人の幸せを願う」
これを選んだ
女子高生がいます。
カナダに住むケイトリン・プレイター・ハークさんは2014年9月のある日、
Facebook上で「自殺しろ」という心無いメッセージを受け取りました。
そのメッセージは彼女の母親が「吐き気がした」という程に酷い内容だったそうですが、当の本人は落ち込む事をしませんでした。
彼女はその心無いメッセージに、ポストイットを使って返事を返すことにしました。

それは、悪意に悪意を返すというようなものではありませんでした。ポストイットはどんな内容でしょうか?
「あなたって美しい」「笑顔がステキ」「愛してる」
彼女は、読む人が幸せになれる内容ばかりの言葉を書いたメモを、校内のロッカーに貼って回ったのです。
この行動はやがて、地域の人々の耳に届きます。すると市議会が彼女をサポートすると表明。
10月9日を「明るいポストイットの日」と定め、町中に広めました。
Facebookページや「#PositivePostit」というTwitter上で使うハッシュタグが誕生。彼女の行動に感銘を受けた多く人々が、拡散を行なっています。

暴力に花束を返した少女。
その勇気と強さは、彼女の未来を輝かせます。