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今回は育てる親のコトバ ～乙武洋匡さん～です

また息子から「大すき！」をいただきました

ボクは息子（小１）に

「そらは素晴らしいね！」

「そらは天才や！」（筆談ボードで書く）

そして手話で「大好き！」と

いつも言います

「あれするな、これするな。あれしろ、これしろ」など

命令、強制したことがないんです。

息子にボクが声かけするのはホンマ短い一言ですが、

そらはテストで100点、

天才な絵本を作って（親バカ　笑）、

いつも「たけさん大大大大大すき！」

と筆談ボードで書いてくれる。

でも、たとえテストが０点としても
「大丈夫!そらは素晴らしいんだから！」と
言います

子育てに迷走する親ほど「口やかましい」なんです。

「ウチの子、やる気がないんです！」という親ほど
子供のやる気を削り取っているのは、親の『口撃』やね。

チャレンジ精神で溢れて、エネルギッシュな活動をされる
手、足がない乙武さんはお母さんからどんなコトバを言われて
今があるか・・・・・

『僕は生まれたときから、手も足も全くない子でした。

よくドラマなんかで生まれたての赤ちゃんの指をお母さんが数えて

５本あるのを確認して安心するシーンがありますが、

僕は指どころか…

両手・両足根元からなかったんです。

病院では、お母さんに１ヶ月も会わせてもらえなかったんです。

それは病院側の配慮で、母親が僕みたいないわゆる奇形児を見てしまったら、

気が触れてしまうかもしれないっていう配慮があったからなんです。

お母さんは１ヶ月間、自分の生んだ我が子に会えませんでした。

でも、１ヶ月が経ったときに、

やっと、病院側もずっと隠し通すわけにはいかないので・・・

いよいよ告知するときがきました。

病院側は、もしもお母さんが倒れたときのために、

病院にベッドまで用意してくれていました。

そして、いよいよ僕と対面する初めての瞬間がきました。

ベッドに横たわっている…

いや転がってるだけの手も足も全くない、

まるで物体のような僕の姿を見て

僕のお母さんは…

一言目にこう言ったんです。

「なんて可愛い子なの！」

僕は・・そんなお母さんに育てられてきました。

よく言われるんです。

乙武さんは手も足もなくって、

他の人間と違うのに、

なんでそんなにいつも明るいんですか？

五体満足な人よりもなんで明るいんですか？

それは、お母さんが手も足もない僕のことを

「かわいい」って

言って育ててくれたからです。

僕の自己肯定感は、

手も足もなくても…

ずっと満たされてたんです。

だからどうかお母さん、他の子と比べないで…

他の親御さんや先生になんと言われようと…

世間の目がどんなに冷たく感じても…

そんなの関係ないから、

全力で自分の子を愛してあげてください！

ちゃんと言葉にして伝えてあげてください。

そうすれば子どもたちはこの世の中ですべてが敵に見えたときでも

たった１人でも

『絶対的な愛で守ってくれてる存在がある』

って信じられるから…。

そう想うだけで、大丈夫なんです…。

手も足もなくても大丈夫だった僕が言うから…

９９％間違いありません！！』

乙武さんはお母さんから毎日

『あなたはなんてかわいいの、あなたは何でもできるのよ』

と言われて育ったそうです。

その結果、乙武さんはチャレンジ精神で溢れて、

エネルギッシュな活動をされる今があるのです。

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