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ついに、魂を込めた最後の超大作を
ニューヨークのギャラリーまで無事に
送り出すことができました。

今回は、超大作ゆえにサイズの問題で、
一旦は家に戻ってくるというトラブルもあったのですが、
いくこさんが頑張って何とか乗り越えました。

本当にお疲れ様でした！
ありがとうございました！

世界で活躍する先輩からは、
「海外での個展には必ず何かしらのトラブルがあるものだ」
と聞いていたので、
今は無事にオープンできることを
心から願っています。


作品はもうニューヨークへ旅立ちました。

そして、人

河村家はいよいよ来週水曜日の朝、
大阪空港から羽田空港を経由して、
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)へと向かいます！

昨日から、夜遅くまでグーグルマップに見入っていました。

10日間の滞在中、ホテル、ギャラリーはもちろん、
近くのスーパーや日本食材店、美術館、観光スポットなど、

地図を眺めているだけで時間が経つのを忘れ、
ワクワクした気持ちでいっぱいです。

「地図のチカラ」

そういえば、知人や友人が入院した際、
必ず持っていくものがあります。

それは、地図、ガイドブック、
まっぷるマガジン、写真集など。

元気になったら、
この場所へ旅に行こうね、
という願いを込めて。

24年前、脳梗塞で倒れ、
重い障害を抱える身となった時、

当時通っていたボイストレーニングの先生が
見舞いに持ってきてくださったのが、
北海道の写真集でした。

それは今も大切に持っているのですが、
そこに写っていたひまわり畑の丘の美しさに、
言葉を失いました。

日本国内に、
こんなにも美しい場所があったのかと、
本当にびっくりしたんです。

「見たい、行きたい」

という強い衝動に駆られ、
あまりの感動に、左手にペンを持ち、
ひまわり畑の上に「ありがとう」と書き込みました。

それが、詩画たけの誕生の瞬間だったのです。

 

 

 

 

 

何年後、北海道を訪れる機会が多くなり、
あの写真の場所へ行った時の感動は、
今でも忘れられません。

今も、富良野・美瑛は、
日本で一番好きな場所かもしれません。

 

だから、

 

地図、ガイドブック、写真集には、
人の心を動かし、
未来への希望を与えてくれる、
特別な力があると信じています。


今回のニューヨークへの旅も、
地図を片手に、たくさんの感動と出会えることを
楽しみにしています。

 

それでは、
今日も皆様が心穏やかで、
充実した一日を過ごされますよう、
心からお祈り申し上げます。