一人暮らしだったので、
発見されるまで丸二日かかりました。
意識を取り戻したとき、
失語症、聴覚障害、構音障害、右手の麻痺
という重い後遺症が残りました...
たとえ生き続けたとしても、
もう二度と良いことなど起こらないだろうと
本気に思いました
本当の絶望は、
世界をモノクロに変えてしまうということを。
「もし再び話せるようになる薬があるなら、
1億円払うだろう」
「もし言葉を理解できるように
なる薬を見つけられるなら、
それにも1億円払うだろう」
「もし右手を再び動かせるくる薬があるなら、
迷わず1億円払うだろう」
意味のない笑い声が、
何気ない会話が、
日常のさりげない挨拶が。
かつて当たり前だと思っていた
それらすべてが、
かけがえのないものだったのか
私はずっと、
3億円分の幸せに囲まれて
生きてきたのではないだろうか?
すでに幸せの海の中で
泳いでいたのではないだろうか?
その海から足を踏み出した瞬間、
私はついに理解したのです。
呼吸ができること、
話せること、
言葉を理解できること、
両手を動かせること
それらに、
一度も感謝したことがなかったということに
それらがどれほど奇跡的なことなのかさえ、
気づいていませんでした。
生まれた時からずっと、
感謝の気持ちで満たされていたのだと
気づきました
そしてゆっくりと、
私の世界に色が戻ってきたのです。
それらの当たり前のことが、
どれほどかけがえのないものだったのか、
はっきりと理解しました。
この気づきが、
後に私が「ありがとう人間」と呼ぶようになる生き方へ
と導いてくれました。
Not something you gain.
得るものでもない
Not something you wish for.
願うものでもない
It’s something you notice.
気づくものなのだ。
TAKE/河村武明
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営業後に
魂友の古市佳央さんのお家に邪魔しました
再会する方々で多く
むちゃくちゃ楽しかった。
中に元劇団四季の阿部よしつぐさんが
歌ってくれたのです。
鳥肌が立つ
女性達は号泣
とてもついているメンバー