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2026/09/18 08:48
「毎日死にたい」と願っていた二人が出会うと、こんな奇跡が起きる。


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先日、古市佳央(ふるいちよしお)さんから、
ある台本が送られてきました。
今年の10月にお披露目される、
たけの人生を舞台化した
『たけセルフストーリーオペラ』の台本です。
まだ完成まで7割という状態。
それなのに……
ボクは、その文字を追いながら、
息ができなくなるほど
号泣してしまったんです。
自分の人生の話ですよ。
何があって、どう乗り越えたか、
結末だって全部、
自分が一番よく知っているはずなのに。
涙が、あとからあとから溢れて止まらない。
その時、魂の底から震えるように思いました。
「やっぱり、古市さんは天才だ……!」って。
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古市さんは、16歳という若さで
全身の41%に大火傷を負うという、
想像を絶する地獄から這い上がってきた人です。
自分の容姿が一番気になる、青春の真っ只中。
鏡を見ても、そこにいるのは「自分ではない自分」。
もうこの先の人生に、
幸せなんて絶対にない。
そう確信してしまったそうです。
毎日、毎日、死ぬことばかり考えていた。
でも、大火傷で体は動かない。
身動き一つ取れない。
自ら命を絶つことすら、できなかった。
ただ、毎日毎日お見舞いに来て、
そばで必死に看病してくれる
お母さんの姿を見ていた。
「自分が死んだら、お母さんが悲しむ。
きっと一生、後悔して生きていくことになる」
それが想像できた時、彼は
「死ねない。生きるしかない」と思ったそうです。
生きる希望を持ったからじゃない。
死ねないから、生きるという選択をした。
「死ねないから生きる」
そこから、古市さんの第二の人生は始まりました。
***
古市さんからこの話を聴いて、
ボクは思わず、深く頷きました。
ボクも突然病に倒れ、重度の障害を負って
入院していた時のことを思い出したからです。
すべてを失い、
大好きな音楽すらできなくなったボクを見て、
うちの母も同じように恐れていました。
「この子は、自分の命を絶ってしまうんじゃないか」と。
お見舞いというのは名ばかりで、
実際は「監視」でした。
病院の廊下を散歩する時も、妹がついてくる。
トイレに行く時も、妹がついてくる。
初めて病院の屋上に行った時、
母と妹は、ものすごく慌てふためきました。
でも、そこは自殺防止のためか、
ぐるりと高いフェンスで囲まれていたんです。
それを見て、母も妹も、
そしてボク自身も、心底ホッとしました。
まだ、死がボクを強く誘っていたから。
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「死ぬことすらできず、ただ命を絶つことばかり考えていた」
二人の真っ暗な絶望。
でも、このボクを大号泣させた台本は、
古市さん一人の才能だけでも、
ボク一人の経験だけでも、絶対に作れなかった。
自分以外の『セルフストーリーオペラ』を作ること。
それは、天才・古市さんにとっても、
ものすごく大きな挑戦なのです。
そんな二つの絶望と、大きな覚悟が
ぶつかり合い、深く混ざり合ったからこそ生まれた、
誰かの心を激しく揺さぶる
「眩しすぎる光の結晶」なんです。
壮絶な人生を、泥水すすってでも乗り越えてきた二人。
その事実だけが持つ、圧倒的な熱量がこの台本にはあります。
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だからこそ。
10月24日(土)、東京・中野。
この日だけは、何があってもボクらに会いに来てほしい。
河村武明セルフストーリーオペラ
『ありがとう』
原作:河村武明
脚本:古市佳央
ライブペインティング:河村武明
語り・歌:古市佳央
歌・語り:阿部よしつぐ
ピアノ:藤本ゲン
日時:10月24日(土)開場 12時 開演 13時
会場:野方区民ホール
住所:東京都中野区野方5丁目3−1 野方WIZ 地下2階
お申し込み
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